空き家を“課題”から“資源”へ。三者連携で進める持続可能なまちづくり

株式会社レッツは、香川県坂出市および全国で空き家再生事業を展開する空き家地方創生株式会社とともに、2025年6月24日、「空き家の利活用を通じた持続可能なまちづくり」に関する包括連携協定を締結しました。

この協定により、坂出市が抱える空き家の課題を、地域の貴重な資源として活かす取り組みが本格的に始まります。

空き家の増加を「チャンス」に変える官民連携の新たなモデル

坂出市では、人口減少や高齢化の進行に伴い、空き家の増加が深刻な課題となっています。
放置された空き家は、防災・防犯・景観などのリスクにもなりますが、活かし方次第では大きな価値を生み出す可能性があります。

私たちは空き家を「問題」と捉えるのではなく、「可能性」として地域の中核資源に変えていきたいと考えています。

三者連携の役割

三者がそれぞれの強みを活かし、「坂出を空き家活用の先進地域に」という共通のビジョンのもと、官民連携によるまちづくりを推進していきます。

坂出市

まち全体の課題を把握し、制度面での支援を担当します。

株式会社レッツ

空き家相談窓口として、利活用希望者との橋渡しを行います。空き家の掘り起こしやマッチング、地域イベントの企画・実行など、地域の人々とつながりながらまちづくりを進めます。

 

空き家地方創生株式会社

宿泊施設の展開や再生ノウハウを活かし、空き家活用のアドバイス・実務支援を担当します。

このまちで「やってみたい」をかたちに。

「坂出で挑戦したい」「空き家を通じて地域に貢献したい」——
そんな思いを持つ人々が集まり、つながり、行動する場として空き家を活用していきます。

空き家は単なる“空間”ではなく、人と地域をつなぐ“舞台”へと生まれ変わります。

今後は、空き家を活用した宿泊施設の展開や体験コンテンツの開発を通じて、坂出市の関係人口創出・観光振興・地域経済の活性化に取り組んでまいります。